主人公の助川助三は、かつてはそれなりに名の知れた漫画家であった。だが近年は仕事も減り、たまに執筆の依頼が入っても、自ら「芸術漫画家」を自称しているプライドがあるため、断り続けている貧乏な日々を送っている。妻のモモ子からは漫画を描けと時になじられるが、助川は全く描こうとはしない。そこで助川は漫画以外の新たな道を模索するが……。
「石を売る」
助川は、その後中古カメラ業、古物商などの商売がことごとくはずれ、今は多摩川の川原で、拾った石を掘っ立て小屋に並べ石を売る商売を始めた。美術品として愛好家に取引される石とは全く違う「川原の石」が売れるはずもなく、妻に愛想を尽かされ、罵倒されながらも諦めきれずに今日も石を並べて思索にふける。
「無能の人」
古本業者の山井から、石の愛好家の専門誌を貰った助川は、石のオークションに自分の石を出品しようと主催者の「美石狂会」の石山とその妻のたつ子を訪問する。採石した石を抱え、オークションに参加する。
「鳥師」
知人の鳥屋のおやじは、インコなどの人気のある外来種を嫌い、飼育の難しい和鳥のみを扱っている。 丹精して育てたメジロだが、今は昔と違い誰も見向きもされない。 助川と同じく女房にも罵倒されながら、和鳥の愛好家が店に集まってきていた過去の栄光が忘れられない。 そのおやじから助川は、昔店に鳥を売りに来ていた「鳥師」の話を聞く。
「探石行」
古本業者の山井に、思いがけなく助川の原画と欲しいと言う客があり、3万円の臨時収入が入る。 自分の仕事の採石を兼ねて家族旅行に出かける。
「カメラを売る」
かつて、漫画に限界を感じた助川が、偶然立ち寄った骨董屋で見つけた壊れたカメラを修理したところ思わぬ高値で売る事ができた。これに味を占めた助川はたまに来る漫画の依頼もそっちのけで妻の不安をよそに中古カメラの販売を始める。
「蒸発」
いつも寝てばかりで無気力の古本屋山井から、彼の故郷の誇りだと言う井上井月(いのうえせいげつ)と言う隠れた俳人の全集を借りる。 読み進んでいるうち、「乞食井月」と言われた俳人の一生と自分や山井の人生を重ねて行く。 一般にあまり知られていなかった井月の半生や俳句を、詳しく紹介することになった漫画である。
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(作为2022版短篇集《无能之人》标记) 四本柘植义春读下来,这是阅读体验最疲惫的一次。投机主义、酸腐自恋、无为颓丧、怨天尤人、顾影自怜…也许没有比“无能之人”更与之相称的定断了。柘植义春噩梦般的“超现实”幻想,在比噩梦更甚的沉郁窒息的“现实”面前也难以张开它的翅膀,这本短篇集中的柘植义春抛弃了以往轻盈浮空的步伐,转而踉跄着在泥泞中跺下一个个的沉重脚印——那些脚印是那么深,深得像是在挖掘自己的坟茔。//喜欢的篇目:鸟师、蒸发
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附庸风雅阅读柘植义春又无法真正产生真正共鸣的自己又何尝不是一种无能之人呢
万事休矣…
合理怀疑柘植义春在黑屁自己
本作的核心内容,放在小说的谱系上,也许只是一些常见的主题:见到过不计其数的人,谈论和模仿某种绝对的无力、先于任何具体处境的困顿……但以漫画的形式,仍然营造了某种余味
“柘植義春漫画的革命性,不在于揭露某些存於日常生活中心的事物,而在於呈現隐藏在較为不尋常范围内的事物,在那些我們可以稱為心之漂浪的深处。”柘植义春最打动我的点在于微表情的处理入木三分的神态很好的传递着人物的心理活动变化,令读者感同身受,同时也激发着读者无限的想象这本作品集已不能用简单的漫画来形容,它可谓是日本文学史上的一杆旗帜带我飞走吧
即使是无能之人,妻子也在身边反复不停地告诉他只有漫画能继续画下去,所有绝望都被漫画隔离于生活崩溃的边缘。即使嘴上说漫画界最不需要艺术、自己终归只是一个工匠、徘徊于千奇百怪的无用营生中,但心里还是忘不掉成为艺术家的那一点点可能性——除了艺术,还有什么能拯救这样漫长的平庸生活?
看睡了
散文一样的阅读体验,凄凉萧索的氛围很浓。看的过程中想到《不方便但很幸福》。作者对失意者那种游离于世间之外,无处可去的感受描写得很好。